有機ゲルマニウムと無機ゲルマニウムの最大の違いが「安全性」にあるということはお話しましたが、では無機ゲルマニウムにはどのような危険性があるのでしょうか。それは水溶性のため、吸収と排出に優れている有機ゲルマニウムに対し、無機ゲルマニウムは水溶性ではありません。そのため、摂取した分だけ、体に蓄積されていくのです。
では、体に蓄積されるとどうなるのでしょうか?
人の体は、必要とされる成分のバランスをとるため、「新しく取り入れた成分」と「すでに体内にある成分」が一定の量を超えると、余分な分を排出しなければなりません。その働きをするのが汗や尿を排出する腎臓です。無機ゲルマニウムは水溶性ではないために、摂取した分が腎臓に蓄積し、腎臓はそのためにオーバーワークになってしまい、腎不全や腎臓障害などを引き起こしてしまうのです。
過去に無機ゲルマニウムを長期に渡って摂取していたために、死亡事故が起きた不幸な例もあり、1988年には厚生省から無機ゲルマニウムの長期多量摂取を控える行政指導が行われました。ですが、元々ゲルマニウムの薬理効果は無機ゲルマニウムで確認されたように、使い方を誤らなければ健康に役立つ存在です。
体内に摂取するのではなく、健康グッズのブレスレットなどのように身に着けるようなものであれば、害を被ることなく健康への効果が期待できます。サプリメントで飲用する際には、含有されているゲルマニウムが安全な有機ゲルマニウムであることをしっかり確認しなければなりません。